「成人の日」を迎えて思うこと
昨日までの大荒れの天候からは、うって変わり、空は曇っているものの、雪もなく穏やかに過ごせる今日の札幌です。小正月となったので、天気が変わらうちにということで、午前中の早い時間帯に、家族三人で近所にある相馬神社まで、注連飾りなどを持って「どんと焼き」に行ってきました。思うところは皆同じということでしょうか、すでに何人かの人たちが、「どんと焼き」に訪れていました。ですから、神社に繋がる長い坂道に、この三日間の大荒れの天気で降り積もった雪も、参拝に訪れる人たちによって踏み固められ、つるつるに滑り歩いて登るのはとても大変でした。
参拝を終え、家に戻ってテレビをつけると、どのチャンネルでも、ニュースでは、全国各地で開催される成人式の模様が流れていました。そうなんですよね、今日は「成人の日」でした。ニュースで言っていましたが、今年、新成人となり大人の仲間入りをするのは、全国でおよそ133万人、道内でも、5万7千人だそうですが、なんでも、これは過去最低なんだそうです。そして、各地で催される今年の成人式には、昭和63年生まれのほか、初めて、平成元年生まれの新成人も参加するんだそうです。
あらためて、新成人となられる皆さん、おめでとうございます。皆さんは、昭和から平成へと移る、時代の大きな節目に生まれ、今また、価値観が大きく揺らぎ、変化を渇望する、混迷と不安に満ちた大きな変化の時代を生きていかなければなりません。昨年後半に、突然襲った未曾有の金融危機を発端とし、急速な景気悪化が続くなか、これからの就職や進学、あるいは、日々の暮らしにすら、不安を抱え新成人となられた方も少なくないのではと思います。
皆さんが育った、これまでの20年間をざっと振り返ってみても、皆さんはバブル景気華やかな頃に生を受け、それに続く「失われた十年」といわれる不況期、そして、やっと不況を脱したかに思えたところに、今回のリーマンショックですから、激動の時代のなかで過ごされてきたと言えます。皆さんを育てられてきたご両親も、きっと大変なご苦労をされたに違いありません。
そんな皆さんが生まれた時には、すでに電子機器はアナログからデジタルへの移行を終えつつありましたから、皆さんは、小さな頃から、インターネットやゲーム機器などにも、違和感なく触れ親しむことが出来ました。驚くことに、プレイステーションやWindows95が発表・発売されたのは、まだ、皆さんが小学校へあがる前のことだったんですね。そうした恩恵に与ったおかげで、皆さんは情報機器の活用に慣れ親しむことが出来る最初の世代となったのです。
一方、小・中学校時代には、社会の変化に対応し、自ら考え、活躍できる個性や意欲を身に付けさせるため「ゆとり教育」を受けたのですが、残念なことに社会全体が、ゆとりや個性重視の意味をはき違えた教育を行ってしまったため、ことあるごとに、実体験不足やコミュニケーション下手を指摘される屈辱的な運命を背負わされる「ゆとり教育」世代と呼ばれることとなってしまいました。
そして、昨年の後半には、リーマンショックに端を発したアメリカ型金融資本主義の破綻が、否応なく私たちの身近な生活にまで厳しい牙を剥いて襲いかかり、これまで誰も経験したことのない未曾有の経済危機に晒されることとなってしまいました。ですが、突然、内定取り消しを通告される就職氷河期も、年の瀬に容赦なく行われた派遣切りも、国民を不安にさらす医療制度や年金制度の崩壊も、全世界的な規模でのエネルギーや地球温暖化の問題も、決して新成人になられた皆さんのせいではありませんから、その点だけは安心してください。
責任の所在は、このような危機に直面しても、あまりにも「内向き」で「危機感の欠如」した無能振りを露呈させ、これから先の日本の社会全体が機能不全に陥るのではと大きな不安を募らせる一方の政・財界をはじめとする、各界のリーダー(エスタブリッシュ高齢者とでも呼ぶべきでしょうか)にある、と言わざるを得ないでしょう。永田町も霞ヶ関も、ある意味「終身雇用制」、さらに言えば「世襲制」ともいうべき状態ですから、人材流動性も極めて低く、固定化された集団の代弁者に成り下がってしまっているのです。
今は、まさに、昨年暮れの「今年の漢字」に選ばれた「変」、オバマ次期アメリカ合衆国大統領が勝利演説で宣言した「change has come to America.」にも代表されるように、世の中は「変化」ばやりです。しかし、それは、決して、他者から、無条件に与えられるものではなく、自らが汗して掴み取るべきものであるはずです。明治維新の成功は、熱き思いを心に抱いた若きリーダーたちの、自らの血と汗を流した代償として得られたものに他なりません。まさに、現在のこうした閉塞状態を打破するためには、新成人となられた皆さんの「変化」を生み出す「力」が求められているに違いありません。
今日、新たに成人となられた皆さん。
皆さんには、この「成人の日」を、強烈な逆風に向かっても、しっかりと大地に足をふんばり、立つことができるよう、まず、自らを変化に導く節目として、是非とも、知識、教養を深め、心を鍛えることを心がけて頂きたいと強く願っております。
こうした、未曾有の危機や激変のなかでこそ、皆さんのような若い力が期待されています。皆さんの前には、限りなく未来は広がっています。心より皆さんのご健闘をお祈りいたします。
このブログは、ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチッと投票にご協力願います。





参拝を終え、家に戻ってテレビをつけると、どのチャンネルでも、ニュースでは、全国各地で開催される成人式の模様が流れていました。そうなんですよね、今日は「成人の日」でした。ニュースで言っていましたが、今年、新成人となり大人の仲間入りをするのは、全国でおよそ133万人、道内でも、5万7千人だそうですが、なんでも、これは過去最低なんだそうです。そして、各地で催される今年の成人式には、昭和63年生まれのほか、初めて、平成元年生まれの新成人も参加するんだそうです。
あらためて、新成人となられる皆さん、おめでとうございます。皆さんは、昭和から平成へと移る、時代の大きな節目に生まれ、今また、価値観が大きく揺らぎ、変化を渇望する、混迷と不安に満ちた大きな変化の時代を生きていかなければなりません。昨年後半に、突然襲った未曾有の金融危機を発端とし、急速な景気悪化が続くなか、これからの就職や進学、あるいは、日々の暮らしにすら、不安を抱え新成人となられた方も少なくないのではと思います。
皆さんが育った、これまでの20年間をざっと振り返ってみても、皆さんはバブル景気華やかな頃に生を受け、それに続く「失われた十年」といわれる不況期、そして、やっと不況を脱したかに思えたところに、今回のリーマンショックですから、激動の時代のなかで過ごされてきたと言えます。皆さんを育てられてきたご両親も、きっと大変なご苦労をされたに違いありません。
そんな皆さんが生まれた時には、すでに電子機器はアナログからデジタルへの移行を終えつつありましたから、皆さんは、小さな頃から、インターネットやゲーム機器などにも、違和感なく触れ親しむことが出来ました。驚くことに、プレイステーションやWindows95が発表・発売されたのは、まだ、皆さんが小学校へあがる前のことだったんですね。そうした恩恵に与ったおかげで、皆さんは情報機器の活用に慣れ親しむことが出来る最初の世代となったのです。
一方、小・中学校時代には、社会の変化に対応し、自ら考え、活躍できる個性や意欲を身に付けさせるため「ゆとり教育」を受けたのですが、残念なことに社会全体が、ゆとりや個性重視の意味をはき違えた教育を行ってしまったため、ことあるごとに、実体験不足やコミュニケーション下手を指摘される屈辱的な運命を背負わされる「ゆとり教育」世代と呼ばれることとなってしまいました。
そして、昨年の後半には、リーマンショックに端を発したアメリカ型金融資本主義の破綻が、否応なく私たちの身近な生活にまで厳しい牙を剥いて襲いかかり、これまで誰も経験したことのない未曾有の経済危機に晒されることとなってしまいました。ですが、突然、内定取り消しを通告される就職氷河期も、年の瀬に容赦なく行われた派遣切りも、国民を不安にさらす医療制度や年金制度の崩壊も、全世界的な規模でのエネルギーや地球温暖化の問題も、決して新成人になられた皆さんのせいではありませんから、その点だけは安心してください。
責任の所在は、このような危機に直面しても、あまりにも「内向き」で「危機感の欠如」した無能振りを露呈させ、これから先の日本の社会全体が機能不全に陥るのではと大きな不安を募らせる一方の政・財界をはじめとする、各界のリーダー(エスタブリッシュ高齢者とでも呼ぶべきでしょうか)にある、と言わざるを得ないでしょう。永田町も霞ヶ関も、ある意味「終身雇用制」、さらに言えば「世襲制」ともいうべき状態ですから、人材流動性も極めて低く、固定化された集団の代弁者に成り下がってしまっているのです。
今は、まさに、昨年暮れの「今年の漢字」に選ばれた「変」、オバマ次期アメリカ合衆国大統領が勝利演説で宣言した「change has come to America.」にも代表されるように、世の中は「変化」ばやりです。しかし、それは、決して、他者から、無条件に与えられるものではなく、自らが汗して掴み取るべきものであるはずです。明治維新の成功は、熱き思いを心に抱いた若きリーダーたちの、自らの血と汗を流した代償として得られたものに他なりません。まさに、現在のこうした閉塞状態を打破するためには、新成人となられた皆さんの「変化」を生み出す「力」が求められているに違いありません。
今日、新たに成人となられた皆さん。
皆さんには、この「成人の日」を、強烈な逆風に向かっても、しっかりと大地に足をふんばり、立つことができるよう、まず、自らを変化に導く節目として、是非とも、知識、教養を深め、心を鍛えることを心がけて頂きたいと強く願っております。
こうした、未曾有の危機や激変のなかでこそ、皆さんのような若い力が期待されています。皆さんの前には、限りなく未来は広がっています。心より皆さんのご健闘をお祈りいたします。
このブログは、ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチッと投票にご協力願います。

















![ブログ専用アフィリエイト-Adgger[アドガー]- アフィリエイト](http://www.adgger.jp/images/bnr/bnr_adgger05.gif)








